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人気医師が答えるわきが・多汗症のエトセトラ

わきがの仕組み

わきがは病気ではなく体質であると言われることがありますが、現在では疾患として認められています。
そして、その人自身の悩みや周囲に与える影響は深いもので、決して軽視できるものではありません。わきがが原因で対人恐怖症やうつ病などの精神疾患へと発展してしまう方も少なくありませんし、大きなコンプレックスに発展してしまう可能性が高い疾患です。

わきがとは

わきがとは、アポクリン汗腺という汗腺が活発に働き、独特の臭いを発生する症状のことをいいます。アポクリン汗腺から出る汗は、脂質やタンパク質等の栄養素を多く含み、脇等に元からある雑菌と反応し分解されることによって臭いを発生させる症状です。

アポクリン汗腺とは、特に第2次性徴期(思春期)によって発達すると言われていますが、それ以外にもストレス等によっても活発に働く傾向があります。そもそも、わきがの原因であるアポクリン汗腺から分泌される汗は、ホルモンと密接な関係性を持っております。例えば、ホルモンバランスが崩れることでその分泌量が増加する等がありますが、分泌量が増えれば増えるほど雑菌との反応は活発になり臭いを生み出す機会が多くなります。ストレスなどによってホルモンバランスを崩すことは、わきが症状を増長させるということを覚えておいてください。

ホルモンバランスを崩す一般的な例
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 生理、出産
  • 運動不足

わきがと汗の臭いは違う

わきがを汗の臭いと考えている方が非常に多くいらっしゃいますが、厳密にいうとわきがと通常の汗の臭いは全く別のもので、発生する臭いが全く違います。わきがの臭いは、ツーンとした腐臭のような臭いに対し、汗の臭いは汗くさいムッとした臭いということが特徴です。

この臭いの違いは、その元となる汗の種類が異なっていることが原因となります。具体的にいうと、エクリン汗腺アポクリン汗腺から出る汗の違いとなります。

通常の汗はエクリン汗腺から発生されます。このエクリン汗腺から出る汗の成分は、そのほとんどが水分で構成されておりますので臭い自体の原因にはなりません。ただし、汗と一緒に流れる古い角質や皮脂などが雑菌と反応することで、汗くさいムッとした臭いを発生することはございます。

一方、わきがの汗はアポクリン汗腺から発生されます。上記でもお伝えした通り、アポクリン汗腺から発生される汗は脂質やタンパク質等の栄養素を多く含んでおり通常の汗とは全く異なった種類の汗となります。この栄養素を多く含んだ汗は通常の汗と成分自体が違いますので、雑菌と反応し発生する臭いも当然違っており、ツーンとした腐臭のような臭いを発生させるのです。

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